お遍路さん第2幕      副教会長
  


新年あけましておめでとうございます。

 さて、昨年のことになりますが、10月に教会長とお遍路さんの二回目に行かせていただきました。今回は「修行の道場」と言われる高知県。
室戸岬にある24番札所の最御崎寺(ほつみさきじ)から土佐市にある36番札所の青龍寺(しょうりゅうじ)までお参りしました。私たちは車でし
たが、道中たくさんの歩き遍路の方々を見かけました。高知は札所間の距離が長いことに加え、高所にある所が多く駐車場からでも何段も登
らなければならなかったりして、車でも思っていた以上に大変だと感じたのですが、これを歩いてお参りされている方がいるかと思うと本当に頭
が下がる思いでした。

 今回は色々小さなアクシデントがあり、スムーズにはいきませんでしたが「さすが修行の道場と言われるだけあるなあ」と笑っていられたことが
とてもありがたかったです。前の札所に戻らなければならなかったり、高速道路で反対方向に向かってしまったり(逆走ではありません)、極めつ
けは新しくできたトンネルがナビに反映していなくて、トンネルの途中で目的地に到着したことになってしまい、その先の案内が終了してしまったり。
その度ごとに親切な人に教えていただいたりして助けていただきました。それを本当にありがたいと感じました。

 四国のお遍路さんは輪の形になっていて最後に最初の札所に戻るので一方通行の一般的な巡礼と違って自分の変化を実感できると聞いたこと
があります。そうなると次がとても楽しみになってきます。
 次回も行かせていただくお繰り合わせを願いながら、もう少し体力をつけて機会を待ちたいと思います。

 
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